ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー
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仕事内容

私たちの将来を考える上で、不安なことにはどんなことがあるでしょうか。
恐らく、ひとつに絞ることは難しいと思いますが、
「将来のお金について不安を感じている」という人は、決して少なくないはずです。

現在30代となっている人が年金を受給する様になる頃、年金がもらえる様になっているかどうか解りません。
もらえたとしても、現在の金額よりも少なくなっている可能性もあるでしょう。

また、現在は65歳から支給となっている年金の受給を、70歳からにしようという動きも高まっています。
この様な流れから、人々の中には「将来の生活費」を心配する声がたくさんあがっており、
将来に不安を感じる人が非常に増えているのだということを連想させます。

そこで登場するのがファイナンシャルプランナーです。
「将来にかかるお金」に関してアドバイスを行い、資産管理のヒントを与えるということ。

例えば、老後に十分なお金を残したい場合、
どんな計画をすればお金をためることができるのかを考えるでしょう。

ファイナンシャルプランナーは、それを計算する仕事です。
例えば、子供が一人いるのと二人いるのとでは資産計画が異なります。
将来的に家を買おうと思っているのか、賃貸住宅で「過ごそうと考えているかでも、
将来に残すことができるお金には大きな違いが出てくるでしょう。

そんな個人の人生設計とお給料から、
「思う様な人生を過ごすには、どのくらいのお金を残す必要があるのか」について割り出し、
そこから、対策やアドバイスを行います。

お金の問題に関して悩みがある場合、
ファイナンシャルプランナーの存在はいわば道しるべとなります。

近年は、お金に対する不満を感じる人が増加しているため、
このファイナンシャルプランナーに仕事を依頼したいと考える人が増えているとか。

またそればかりではなく、「自分の将来設計を完璧なものにするために、
ファイナンシャルプランナーの資格取得を考えている」という人もおり、
人気が高まっています。

ファイナンシャルプランナーになるには

ファイナンシャルプランナーの資格には、「AFP」「CFP」とふたつの資格があります。

このふたつの資格のうち、いずれかを取得することで、
ファイナンシャルプランナーとしての認定を受けることが可能になります。

CFPの資格は日本で18600人が取得、AFPの資格は155000人が取得しています。
会員の数から言えば、やはりAFPの方がメジャーな資格であると言えるでしょう。

しかし、レベル的なものを見ると、CFPの方が上であるという説もあります。
ファイナンシャルプランナーの資格を目指すなら、やはりAFPを目指すことが、
一番の近道だと思います。

参考:FP資格と検定の種類

AFPの試験内容については、FP基礎、金融資産運用設計、不動産運用設計、ライフプランニング、
リタイアメントプランニング、リスク&保険、タックスプランニング、相続・事業承継設計、
提案書の作成となっています。

日本ファイナンシャルプランナー協会にて試験を行っていますので、
そこで申し込みをすることにより、受験をすることができる様になっています。

職場について

ファイナンシャルプランナーの就職先としては、銀行や生命保険会社などあります。
しかし、一般的な企業でも総務などがファイナンシャルプランナー募集していることがある様です。